本特定領域研究では、GRBを手段として、太古の宇宙における星と銀河の形成の歴史を解明することを目的として、A01「爆発的X線・γ線から探るガンマ線バーストの起源と環境」、A02「ガンマ線バーストの光学・近赤外残光から読み解く太古の宇宙」、A03「ガンマ線バーストの起源の理論的研究」という3つの計画研究と公募研究を実施する。総括班は領域の研究計画全般を統括し、領域の推進に必要な調整を行なう。また、年に一回、研究会を開催して関連研究分野(高赤方偏移天体と高エネルギー天体現象)と積極的に情報交換を行なって、本領域の研究立案に役立てるとともに、本領域の成果を研究コミュニティーに還元する。また、国際的なガンマ線バースト観測コミュニティーと積極的に情報の交換を行い、協力関係を築き、必要に応じて少人数の国際研究協力打合せを行なう。さらに、領域の一般広報を総括班が担当し、ホームページを作成して関連研究コミュニティーと一般社会に研究成果を広報する。
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