研究領域 | スピン流の創出と制御 |
研究課題/領域番号 |
19048010
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
高梨 弘毅 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (00187981)
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研究分担者 |
大谷 義近 東京大学, 物性研究所, 教授 (60245610)
大野 裕三 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (00282012)
小野 輝男 京都大学, 化学研究所, 教授 (90296749)
田中 雅明 東京大学, 工学系研究科, 教授 (30192636)
前川 禎通 日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, センター長 (60005973)
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キーワード | 磁性 / スピンエレクトロニクス / ナノ材料 / スピン流 / 物性機能 |
研究概要 |
本特定領域では、スピン流の生成と消滅、そしてそれらを通して生じる物理的信号の変換制御に関わる学理を確立し、新規なデバイス応用への可能性を探索することを目的としている。総括班は、本領域全体のコーディネータ的役割を果たし、同時に内部評価を行う。本年度も計画研究および公募研究の代表者および関係者が一堂に会する研究会を夏冬2回開催した。夏の研究会は2010年6月23-25日に京都で開催され、141名の参加があった。計画研究、公募研究ともに現在の進捗状況について発表があり、各代表者グループ間の相互理解を深め、活発な議論を行った。冬は2011年1月6-7日に東京で開催され、130名が参加者し、各代表者から本年度および本特定領域研究の成果報告が行われた。研究会に合わせて総括班会議を行い、今後の成果発信の方法や、東北大学で開催予定の国際ワークショップの開催方法などについて討論した。また、研究協力者から助言を受け、今後のこの領域の継続的な発展について、綿密な戦略を練るべき、などのご意見を頂いた。また、ホームページの随時更新や専用のメーリングリストを用いた領域内外での情報交換にも努めた。2010年9月および2011年3月にはニュースレター第6号および第7号を発行した。2011年3月には本年度の成果報告書を英文の冊子体としてまとめ、特に海外に対する成果発信にも留意した。さらに、国際ワークショップの開催に向けて、領域内の研究者間で担当を決め、様々な準備を行った。
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