総括班
平成22年5月に領域全体会議を開催した。また、2010年12月15-20日に開催されたPacifichem2010にて、シンポジウム"The Nanostructure-Enhanced Photochemical Reactions"を開催し、最新の研究成果発表と世界的な研究動向についての情報交換を行った。平成23年1月には、最終公開シンポジウムを開催した。計画研究、公募研究、班間・班内共同研究の成果報告を中心とした発表を行い、本領域で達成された各研究グループの重要成果と領域内連携研究の達成度を一般に向けて広くアピールした。この他にも異分野の専門家や企業研究者も参画できるようなシンポジウム、研究会、企画講演会などの主催・共催を積極的に検討した。具体的には、平成22年5月に新学術領域研究「半導体における動的相関電子系の光科学」(代表:五神真東大教授)と合同シンポジウムを開催し、最新の光科学に関する研究についての成果発表と情報交換を通じて、関連学術分野における未踏の現象の発掘とその活用の方向を議論した。また、上記公開シンポとあわせて、「プラズモニクス・チュートリアル」と題した一般向けの講習会を同じ会場において実施し、好評を得た。本特定領域のホームページ(http://photomolecule.net/)を順次改定し、研究概要・項目、およびシンポジウム開催告知などの内容をさらに充実させた。また、研究経過ならびに成果、および研究活動報告についての積極的な公開を行うために、webページ上でのニュースレター発行、研究内容説明などを実施し、本特定研究領域の有用性を当該学問分野のみならず社会全体に強くアピールした。
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すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 14件) 学会発表 (43件) 図書 (10件) 備考 (1件) 産業財産権 (5件) (うち外国 2件)
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http://photomolecule.net/