研究概要 |
平成23年度は領域内の予算執行の適正化、研究推進の効率化、研究方針の策定、企画調整、研究成果の適正評価、研究成果の公開をおこなった。特に,第二期公募班の中間成果発表のほかに,学会での特定セッションの開催,さらに次代を担う若手研究者のためのプログラム(若手研究者発表会、研究手法支援プログラム)を実施した。 平成23年度は最終年度であり,本特定領域が目指す「ナノ機能元素の学理構築」に向けた総括班会議及び班長会議を開催した. 平成23年度に行った総括班会議、成果報告会、シンポジウム ・第二次公募班中間成果発表6月15日(東京・東京大学) ・班長会議の開催4月21日(京都),6月15日(東京),11月7日(沖縄),3月13日(名古屋)・総括班会議の開催3月13日(名古屋:班長会議と同時開催) ・国内学会シンポジウムでの特定セッションの開催 11月7~9日(沖縄)日本金属学会秋季シンポジウムSl「機能元素のナノ材料科学」セッションの開催 ・研究成果冊子体の作成6月:第二期公募班中間成果報告集 ・若手育成のための研究会・講習会セミナーの開催9月27日~29日(愛知県・知多) 更に,最終成果報告会および国際会議の準備も行っており,今後も継続的に本特定領域の成果をより広く社会に広めていく.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
本領域研究の中間審査が平成21年度に行われ、「A現行のまま推進すればよい」との評価を得ている。これまでの領域全体としては、全体会議、成果公開としての公開シンポジウム、国際会議など、軌道にのった状態である.本年度においても領域内会議,学会シンポジウム,特集号発刊,若手育成,人材交流などを非常に活発に行っており,計画以上に進展しているといえる.
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今後の研究の推進方策 |
本特定領域は平成23年度で終了するが,本特定領域で構築された「機能元素に基づく材料学理」は,様々な材料に適用可能であり,多くの分野にブレークスルーをもたらすことが期待される.そのためには本特定領域で得られた研究成果を広く世の中に広めていく必要がある.今後は公開の最終成果報告会および国際会議などを継続的に開催し,本特定領域で構築した「機能元素に基づく材料学理」を国内外に広く普及させる.
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