研究領域 | 身体-脳の機能不全を克服する潜在的適応力のシステム論的理解 |
研究課題/領域番号 |
19H05722
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
太田 順 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (50233127)
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研究分担者 |
伊佐 正 京都大学, 医学研究科, 教授 (20212805)
近藤 敏之 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60323820)
舩戸 徹郎 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (40512869)
関 和彦 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 モデル動物開発研究部, 部長 (00226630)
筒井 健一郎 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (90396466)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2024-03-31
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キーワード | 脳神経科学 / システム工学 / 適応 |
研究実績の概要 |
- 2022年7月19日(火)~20 日(水)に宮城県仙台市において領域全体会議を開催し,領域代表及び研究項目の研究者より研究報告を行った.あわせてポスターセッションをあわせて開催した.登録者数は100名,ポスター発表件数は47件であった.活発に議論を行った. - 2022年10月16日(日)に大阪国際会議場において第20回日本神経理学療法学会学術大会における共催シンポジウムとして,「超適応」一般公開シンポジウムを開催した.「脳・脊髄損傷後の機能回復過程における超適応」と題したA01伊佐の特別講演に続き,午前中の「筋シナジーと歩行」,午後の「運動学習と機能回復」それぞれのシンポジウムにおいて最新の研究成果を,療法士をメインとする聴講者にわかりやすく解説した.学会への現地参加者は2360名であったが,その半数以上が「超適応」シンポジウムを聴講していた.シンポジウムでは,会場からの質問も多く,総合討論では基礎研究の知見をどのようにリハビリに活かすべきかなどに関して,白熱した討議が行われた. - 2023年3月3日(金)~4 日(土)に東京都文京区において領域全体会議を開催し,領域代表及び研究項目の研究者より研究報告を行った. - 2022年7月10日(水),2022年10月16日(日),2023年3月3日(金)にそれぞれ総括班会議を開催した.領域の運営方法,一般公開シンポジウム等の次年度の会議について話し合った. - 若手の会の活動として,勉強会の開催,領域内データ共有の仕組み整備等多くの活動を遂行し,若手研究者の活動促進が可能となった. - 国際誌Journal of Robotics and Mechatronicsにおけるspecial issue,計測自動制御学会誌「計測と制御」における特集,MHS 2022等の学会におけるoriganized sessionを企画した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
計画した内容を着実に実現し,領域内の様々なコラボレーションも促進されたため.オンサイトでの集まりを復活させた中で,領域内の議論,更にはコラボレーションの仕方をいろいろ試行し,適正に進めることができた.
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今後の研究の推進方策 |
次年度の領域の活動として,以下を開催予定である. - 2023年10月:第2回国際シンポジウム(開催地:京都) - 2024年3月:第6回領域全体会議(開催地:広島) 引き続き領域内コラボレーションの促進と領域全体の成果のまとめを行う.
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