総括班
2021年度に予定していた国際シンポジウムがCOVID-19蔓延のため延期を余儀なくされていたため、総括班研究費を繰越していた。その繰越金を利用してCOVID-19の感染状況が好転した2022年度12月に無事開催することができた。国際シンポジウムの詳細は以下のとおりである。12月5日に東京大学伊藤謝恩ホールで、第1回国際シンポジウムを開催した。On-siteの参加者は50名、zoomでの参加者は96名で、合計146名の参加がありました。アメリカ、オーストラリア、韓国、イギリス、ウィーンからの演者を迎え、各演者から最先端の研究のお話を聞くことができ、活発な討論が繰り広げられ、盛況のうちに終わることができた。一方、通常の全体班会議は8月4日に兵庫県須磨において3日間開催した。班員の研究成果の発表と活発な討論が行われ、領域全体の研究推進に大いに寄与したと考えている。総括班会議も全体班会議中の中日に開催し、領域アドバイザー等から領域の研究推進に対して大所高所からのご意見をいただいた。その他、日本生化学会シンポジウム、日本分子生物学会シンポジウム、細胞生物学会シンポジウム、エピジェネティックス年会、日本発生生物学会、有性生殖研究会「生殖の多様性」を共催した。さらに年二回のニュースレターを刊行するとともに、HPやSlackを用いて活発に領域内の研究成果について広く世間に発信した。また領域内の共同研究を活発化するために、班会議において技術的な相談会を開催した。
2: おおむね順調に進展している
予定していた国際シンポジウムを無事盛況のうちに開催することができた。
2023年度においても国際シンポジウムを開催し、領域の研究推進に役立てる予定である。
すべて 2023 2022
すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 10件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
Elife
巻: 12 ページ: -
10.7554/eLife.79013.
Nature
巻: 611 ページ: 358-364
10.1038/s41586-022-05388-4
Science
巻: 378 ページ: 192-210
10.1126/science.abf3326
Nucleic Acid Research
巻: 50(21) ページ: 12527-12542
10.1093/nar/gkac1082.
Nature Commun
巻: 13(1) ページ: in press
10.1038/s41467-022-34779-4