研究概要 |
今年度の成果報告会はInternational Conference on Heavy Electrons 2010として9月17日から20日まで首都大学東京南大沢キャンパスにおいて開催された。会議の参加者は274名、そのうち29名が海外からの参加者であった。招待講演29件、および一般講演207件(口頭発表18件、ポスター発表189件)の発表があった。会議のプロシーディングスはJournal of Physical Society of JapanのSupplementとして刊行された。 平成22年度のワークショップとしては、5月10日から11日富山大学五福キャンパスで「小さなフェルミ面と大きなフェルミ面」が、8月1,2日高知大学朝倉キャンパスで「希薄f電子格子系の新しい秩序」、年が明けて1月7,8日姫路市姫路商工会議所で「Yb系重い電子化合物における電子状態と新しい物性」が開催された。平成22年9月8から10日には千葉県生命の森リゾートでNew Trends in Theory of Correlated Materialsが開催された。 領域のニュースレターは予定通り年2回発行が行われた。公募研究で採択された研究者の成果報告と今後の研究計画が記事の中心であった。 総括班会議は、第8回を5月9日富山大学で、第9回は8月1日高知大学、第10回を9月18日首都大学で開催した。平成23年3月に新潟大学で予定されていた第11回は、大震災の影響で中止し4月23日神戸大学で開催した。 6月27日から7月2日までSanta Feで開催されたSCES2010でSCES2013の開催計画についてInternational Advisory Boardで報告した。
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