総括班
新学術領域研究(研究領域提案型)
本領域の目的は、地球深部条件下の水のふるまいを原子レベルから物質科学的に解明することである。そのためにまず、平成21年からビーム供用を開始した茨城県東海村に建設中の世界最高強度の新しいパルス中性子源J-PARCに、世界でも例を見ない高圧高温実験に最適化した専用ビームラインを建設し、それを用いて地球の上部マントルに相当する15万気圧2000K程度までの条件下で、中性子実験を行えるようにする。そしてそれを用いて、含水鉱物、含水マグマ、水などの構造と物性の研究を進め、「高圧中性子地球科学」という新しい学術領域を創成しようとするものである。
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
高圧力の科学と技術 20
ページ: 175-178
J. Phys. : Conf.Ser. 215
ページ: 012025-1-6
J.Phys.: Conf.Ser. 215
ページ: 012023-1-6
高圧力の科学と技術 19
ページ: 15-23
Am.Mineral. 94
ページ: 1255-1261
http://yagi.issp.u-tokyo.ac.jp/shingakujutsu/index.html