研究領域 | 半導体における動的相関電子系の光科学 |
研究課題/領域番号 |
20104001
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
五神 真 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (70161809)
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研究分担者 |
秋山 英文 東京大学, 物性研究所, 准教授 (40251491)
小川 哲生 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50211123)
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研究期間 (年度) |
2008-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 光物性 / 半導体物性 / 物性理論 / 材料化学 / 量子エレクトロニクス |
研究実績の概要 |
研究フォーカスを、動的相関光科学の学理の形成・学術体系化と、連携研究の推進の2 点に絞り、動的相関電子系を深く理解して制御することにより、光の潜在力をさらに引き出す方針で応用につながる研究成果を挙げることを目指して領域運営を行った。特に、連携研究の4本柱として、a)動的相関電子系の物質相解明、b)量子情報技術への展開、c)多電子過程と光機能、d)テラヘルツ分光に特に注力し、総括班はそれらの連携を主導した。 「DYCE公開フォーラム(東京大学・小柴ホール)」(8月6日)を開催し、領域外の一般研究者に向けた成果発信を行い、「DYCE国際ワークショップ(屈斜路)」(8月7-11日)を開催し、欧米の第一線研究者との研究成果発表及び議論により、研究の国際的な評価の自己点検を行った。国内・海外の招待評価者からは、「発表された研究成果の質の高さが高く、会議が非常に良く運営され成功をおさめたことをお祝いする」、「特に、若手研究者の研究内容やプレゼンテーション能力の向上ぶりに感心した」、「期間修了後もまた新たなファンディングを得て、このようなすばらしい組織的な研究活動が継続されることを望む」などの指摘を得た。また、第7回 DYCE シンポジウムを12月25-27日に開催し、領域内の最終の全体討論を行った。 日本物理学会・応用物理学会へのシンポジウム企画提案や、発表を積極的に行った。また、学会時にメンバーが集合する機会を活用して連絡を密に取り合い検討を深めた。総括班の実施メンバー10 名は、それぞれの専門を活かして項目A01~A04 を担当し、異分野間の有機的連携を推進するローカルな研究討論会・勉強会・連絡会などを活発に実施した。
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現在までの達成度 (段落) |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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