本領域研究「ソフトインターフェースの分子科学」では、生体分子や高分子などのソフトマターが形成する動的な界面について、精密パターニング、精密ポリマーブラシによる新規分子の合成や界面相創製、界面領域の分子キャラクタリゼーションと物理化学的考察、抗体やDNAなどがつくるソフト界面の分子認識特性解析、マイクロチップやデバイスへの応用、などを多面的・協奏的に研究することにより、ソフト界面の科学の新しい学理領域の確立を目的としている。 本研究課題は総括班に係るものであり、3つの研究項目(ソフト界面分子基盤(A01)、ソフト界面分子計測(A02)、ソフト界面分子認識(A03))に関して、方針策定、本領域内外への研究情報の発信と交流を推進するとともに、円滑な研究実施や連携研究の支援、人材育成を行うことを目的に活動する。学術論文、著書、特許などの成果発信に加え、公開シンポジウムの定期開催、国内外の学協会における発表セッションの主催、ニュースレターの刊行、領域webページを通じた成果発信にも幅広く務める。
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