本研究の研究代表者(寺嶋)と総括班メンバーを中心とし、新学術領域研究で培った分野融合の成果を国内の学生や研究者によりよく知っていただくために、基礎から先端研究までをまとめた日本語解説書籍(揺らぎと生体機能)を出版した。本書籍を関係研究者へ配布し、成果の広報に努めた。 領域研究メンバーの中から代表的な講演者を選び、「揺らぎが機能を決める生命分子の科学」と題する公開ワークショップを開催し、新学術領域研究の成果を発信した。このワークショップは広く関心を呼び、学部生も含めた多くの参加者が集まった。揺らぎに関する多くの議論が行われ、これからの発展すべき方向性が検討された。 また、広く一般市民に成果を解説する、市民講座を京都にて開催した。
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