研究領域 | 配偶子幹細胞制御機構 |
研究課題/領域番号 |
20116001
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研究機関 | 基礎生物学研究所 |
研究代表者 |
吉田 松生 基礎生物学研究所, 性差生物学研究部門, 教授 (60294138)
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研究分担者 |
小林 悟 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (90225508)
吉崎 悟朗 東京海洋大学, 海洋科学部, 准教授 (70281003)
小林 也 慶應義塾大学, 理工学部, 助教 (50360110)
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キーワード | 配偶子形成 / 幹細胞 / ニッチ / 生殖様式 / 有性生殖 |
研究概要 |
本研究により総括班を運営する新学術領域研究「配偶子制御」領域は、配偶子幹細胞(GSC : Gamete Stem Cells)とその自己複製と分化を制御する、ニッチ細胞とニッチの場の実体を動物種横断的に解析し、GSC/ニッチ・システムの基本メカニズムとともに、動物種ごとの生殖様式を生み出す制御機構を解明する。このとき、成り立ちや相的を異にする分野で研究を行って来た研究者が、上記相的を共有して集結し、新たな研究領域と研究者コミュニティーの醸成を相指す点が本領域の大きな特色である。本研究(総括班)では領域内外の研究者間の連携や交流をサポートするとともに、研究の成果を、広く領域内外・国内外に対して発信する。 領域立ち上げの年となった本年度は、以下のように領域活動を行った。すなわち、第1回の総括班会議および領域会議を開催した(3月16-18日、葉山)。総括班会議では、本研究領域の目的、5年間の研究方針および到達目標について再確認するとともに、領域の運営方針について議論し、領域外(国内外)からの研究者の招聘、特に若手を中心とした海外研究集会への派遣を積極的にサポートすることを確認した。領域会議は、計画研究とともに、領域外からの講演者4名の参加を得た。時間をかけた討論により、各研究グループの研究内容の相互理解が深まり、共同研究の計画も具体的に進展した。また、「配偶子制御セミナー」を2回開催し、領域外の研究者(国外より1名)を招聘し、関連分野の情報の蒐集をおこなった。以上のような領域活動を広く周知するためにホームページを立ち上げた。
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