研究領域 | 活性酸素のシグナル伝達機能 |
研究課題/領域番号 |
20117001
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
赤池 孝章 熊本大学, 大学院・医学薬学研究部, 教授 (20231798)
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研究分担者 |
住本 英樹 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (30179303)
内田 浩二 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (40203533)
松本 明郎 大阪大学, 微生物病研究所, 准教授 (60437308)
浦野 泰照 東京大学, 大学院・薬学系研究科, 准教授 (20292956)
有本 博一 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 教授 (60262789)
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キーワード | 活性酸素 / シグナル伝達 / 生理活性 / 生体分子 / 酸化ストレス |
研究概要 |
本研究領域では、多彩な生命現象と疾患病態に関与している「活性酸素による生理的シグナル伝達機能」の解明に向けて、化学と生物系が融合したケミカルバイオロジーの新たな視点から、活性酸素のシグナル伝達研究を展開する。このため、生物化学、生化学、細胞生物学、分子生物学、医学生物学・臨床医学の幅広い分野の第一人者が一堂に会してそれぞれの専門分野を深く探究しながら、互いに緊密な有機的連携を図ることが必須である。本領域の総括班では、研究推進方策の検討、領域の評価と助言を行い、さらに、当該分野の国際的な学術連携と人材育成に取組む。特にケミカルバイオロジーという生物・化学系の領域を跨いだ学際的研究の成果として、活性酸素のシグナル機能に関する新規解析技法の開発を推進する。本年度の総括班の活動は以下の通りである。 1. 総括班会議(第1回H20年12月23日、第2回H21年2月21、22日)を開催し、領域内の研究者間での情報交換、研究資材の相互利用などにより有機的な連携体制の構築強化を進めた。また、計画研究の進捗状況について評価・審議し、領域研究の効果的な推進に向けた助言・指導を行った。 2. 公開シンポジウム(H21年3月23日、名古屋大学)を開催し、研究成果の発表と情報交換、領域外の関連分野の研究者との交流を行った。 3. 領域ホームページ(H21年1月7日公開、http://www.ros-signal.jp)を立ち上げ、研究成果に関する情報の開示や、シンポジウムや当該分野の関連学会等の情報の提供や当該分野において開発された最新の研究技術と情報の公開を積極的にすすめた。またニュースレター(H21年3月23日第1号)を発行した。
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