研究実績の概要 |
総括班として、本研究領域の成果の発表を中心に活動を行った。 1.出版:国内では、2種類の学術雑誌の特集号として取り上げられた。医学書院社が発行しているBrain & Nerve誌は神経内科学・脳神経外科学・神経科学分野では最も高い評価を得ている雑誌であるが、前例が無いほどの増大特集「顔認知の脳内機構」を発刊した(2012, vol. 64, No.7)。また、日本心理学会の英文誌Japanese Psychological Research(Wiley-Blackwell社)もSpecial Issue "Face recognition" を発刊予定である。さらに、東京大学出版会より一般向けの書物『顔を科学する』が上梓した。いずれも、領域代表者である柿木隆介が編者をつとめた。 2.国際シンポジウム開催:本領域の活動は海外からの研究者からも高い評価を得、2012年10月に、約120名(海外からは33名)の参加者により国際シンポジウムを岡崎市で開催した。 3.メディアへの研究紹介:本研究領域の研究活動にはメディアからも高い関心が寄せられ、10件以上の研究が新聞、テレビなどで広く紹介された。
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