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2009 年度 実績報告書

サンゴ礁共生・共存未来戦略

総括班

研究領域サンゴ礁学-複合ストレス下の生態系と人の共生・共存未来戦略-
研究課題/領域番号 20121001
研究機関東京大学

研究代表者

茅根 創  東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (60192548)

研究分担者 酒井 一彦  琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 教授 (50153838)
山野 博哉  (独)国立環境研究所, 地球環境センター, 主任研究員 (60332243)
山口 徹  慶應義塾大学, 文学部, 教授 (90306887)
キーワードサンゴ礁 / 共生・共存 / 国際関係 / 社会適用 / 人材育成
研究概要

総括班「サンゴ礁共生・共存未来戦略」の目的は,新学術領域「サンゴ礁学-複合ストレス下の生態系と人との共生・共存未来戦略-」の目的達成のために,1)学際的な研究連携を進め,2)フィールド支援体制を整備し,3)学術的な成果を社会に適用し,4)そのための人材を育成することである.平成21年度は,1)の学際的研究の連携を推進するため,2カ月に一度の定期的な全体会合及び総括班会合(研究推進会議)を計7回開催した.公募研究を採択し,特定の課題について理解を深めるワークショップ及び勉強会を開催して資料をデータベースで共有することで,具体的な研究の連携を促進する土台を整備した.「サンゴ礁学若手の会」を組織し,ポスドクが先導する連携の枠組みを構築した.2)のフィールド支援体制の整備のため,国内の共通フィールドを沖縄県石垣島と瀬底島と定め,合同調査を7月から9月に実施した.8月22日~25日には石垣島で学生を対象にしたサマースクールを開催し,石垣地域の連携の拠点である環境省モニタリングセンターやWWFしらほサンゴ村と関係を構築した。3)成果の社会への適用では,「サンゴ礁学ニュースレター」vol,1,vol.2を各2千部発行して関係者に広く配布した.ウェブサイトではポスドクによる研究紹介を定期的に配信し,11月には日本サンゴ礁学会第12回大会で公開ワークショップを開催して,本領域の研究成果を広く一般に周知した.3月には石垣島で研究成果報告会やステークホルダーとの情報交換会を開き,学術成果を社会に還元する外部との連携の仕組みを整備した.4)の人材育成では,8月にサマースクールを開催する他,11月の日本サンゴ礁学会第12回大会にてポスドク問題アンケートを実施し,今後の対策の基礎資料を作成した.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 日本サンゴ礁学会ポスドク問題 アンケート結果2010

    • 著者名/発表者名
      浪崎直子, 茅根創
    • 雑誌名

      岩波「科学」 (ウェブの広場)

      ページ: e31-32

  • [学会発表] 新学術領域研究ワークショップサンゴ礁学の創成-複合ストレス下の生態系と人との共生・共存未来戦略-2009

    • 著者名/発表者名
      各計画研究代表者(茅根創, 鈴木款, 灘岡和夫, 日高道雄, 山口徹, 山野博哉)
    • 学会等名
      日本サンゴ礁学会第12回大会
    • 発表場所
      沖縄県本部町中央公民館
    • 年月日
      2009-11-27
  • [備考]

    • URL

      http://www.coralreefscience.jp

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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