研究領域 | 中近世における宗教運動とメディア・世界認識・社会統合:歴史研究の総合的アプローチ |
研究課題/領域番号 |
20H05718
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研究種目 |
学術変革領域研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
学術変革領域研究区分(Ⅰ)
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
大貫 俊夫 東京都立大学, 人文科学研究科, 准教授 (30708095)
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研究分担者 |
赤江 雄一 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (50548253)
武田 和久 明治大学, 政治経済学部, 専任准教授 (30631626)
苅米 一志 就実大学, 人文科学部, 教授 (60334017)
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研究期間 (年度) |
2020-10-02 – 2023-03-31
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キーワード | 宗教運動 / 修道会 / 日本中世寺社 / メディア / 世界認識 / 社会統合 |
研究成果の概要 |
本プロジェクトは、中世・近世のヨーロッパ、アメリカ大陸、日本におけるキリスト教修道制、そして中世日本の寺社を研究対象とした。いかに修道士、仏僧および神職が、宗教的超越を指向しつつ、司牧を通じた社会変革への意思と行動力によって多種多様なメディアを創出・活用し、文化・思想的な革新運動を展開したかを明らかにするため、4つの計画研究班(「観想修道会班」、「托鉢修道会班」、「イエズス会班」、「日本中世寺社班」)が協働して文化圏横断型の比較研究を行った。
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自由記述の分野 |
西洋中世史
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本プロジェクトは、学術変革領域研究の趣旨を最大限活かすべく、メンバーの個人研究を尊重しながら、研究班内外での異分野融合的研究の促進、国際共同研究の推進、そして若手研究者の支援に取り組んだ。西洋史と日本史の協働によりいずれの点においても着実に成果を上げることができ、それにより前近代における宗教メディアが有する人類史上の意義を明らかにするとともに、前近代宗教メディア史研究の国際的な研究コアの構築を達成できた。
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