研究領域 | 微気象制御学:微気象の調和的予測と能動的観測の融合による自律制御型社会基盤の創成 |
研究課題/領域番号 |
20H05750
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
大西 領 東京工業大学, 学術国際情報センター, 准教授 (30414361)
|
研究分担者 |
椿野 大輔 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (00612813)
小森 悟 同志社大学, 研究開発推進機構, 研究員 (60127082)
渡邉 智昭 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (70772292)
鈴木 智 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (90571274)
|
研究期間 (年度) |
2020-10-02 – 2023-03-31
|
キーワード | 微気象制御学 / 戦略的運営 |
研究実績の概要 |
戦略委員会、知財委員会、そして外部有識者を含む自己評価委員会の運営を効果的に行い、全体の業務運営を円滑に推進した。 戦略委員会では、領域内全研究者間での十分な問題意識と情報の共有を推進するために、領域全体会合および総括班と各班とのサブ会合を約4半期に一度の頻度で開催し、課題解決のための意見交換の場を設定した。これにより、研究者間でのコミュニケーションが向上し、共通の理解と協力体制の深化が進んだ。領域ウェブページを定期的に更新し、本領域の最新の活動や成果を継続的に社会に発信した。 知財委員会では、新規技術の開発とその権利の保護が確実に行われるように、ポートフォリオを作成し、有償サービスに直結する新規技術に関しては、知的財産として積極的に権利化することを推奨した。その結果、本年度は一件の特許申請に至っている。これは、知財戦略の成果である。さらには、その技術に対する社会ニーズの高さから、テックベンチャー1社が立ち上がるという大きな成果にもつながった。これは、本領域研究が直接的に新たな経済的価値と社会的影響を生み出す力を有していることの証左である。また、研究活動の透明性と信頼性を確保するためにデータマネージメントプラン(DMP)の適切な運用にも取り組んだ。 11月29日には第3回全体領域会議を主催し、直近の活動と成果に関して領域研究者間で情報共有するとともに、新たな方向性について意見を交換した。2月22日には第3回領域シンポジウムを主催し、広範な参加者に本領域活動の成果を共有し、議論を深める機会とした。さらに、自己評価委員会を開催し、本領域活動の総括を行った。 以上の戦略的な領域運営と各計画研究班の強力な研究力が融合した結果、領域全体として想定を大幅に上回る進捗を得ることができた。
|
現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
|
備考 |
読売新聞2023/2/8の記事にて本領域活動が紹介された:【都会の「微気象」を数メートル単位で予測し、安全で快適な生活を】, 2023/2/8、読売新聞
|