総括班
本領域ではシロイヌナズナやゼニゴケ、ベンサミアナタバコなどのモデル植物を用い、雄性配偶体や雌性配偶体を構成する生殖細胞の運命転換を通じて新たな植物の生殖システムの構築を目指しており、計画班員のそれぞれが独自の解析系で運命転換を試みている。最終年度となる2022年度は、ポストコロナを意識した共同研究の推進、各計画班における研究成果の発表の奨励、そして、研究領域内の相互作用によって生み出された成果物の創出を課題とした。ポストコロナを意識した共同研究の推進については、これまでのように数ヶ月に一回のペースで開催する領域班会議やSlackでのコミュニケーションを継続しつつ、計画班員の間で対面の研究打ち合わせを実現させることができた。また、2023年2月には計画班員と研究協力者が顔を揃えて行うオンサイトミーティングを開催することができた。計画班における研究成果の発表の奨励については、2022年9月に行った植物学会でのシンポジウム企画と、その後のBSJ-reviewの執筆という形で実現することができた。また、研究領域内の相互作用によって生み出された成果物の創出については、丸山班と山岡班の共同研究が盛り込まれたFrontiers in Plant Science誌への論文の受理によって実現した。その他の共同研究成果についても、執筆を開始した段階の論文が出てきている。研究成果の発表を促進するための英文校閲や投稿料、そしてオープンアクセス料金のサポートも積極的に行った。
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2023 2022 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (16件) (うち国際共著 1件、 査読あり 16件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 2件、 招待講演 6件) 図書 (1件) 備考 (2件)
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