翻訳速度調節機構を基盤としたパラメトリック生物学の創成を目指した。この目的を達成のためには、物理化学から生理学までの階層多様性を持つ研究班が有機的に連携する必要があり、総括班ではこの共同研究をサポートすることを行った。この他、①関連学会でのシンポジウムの企画・開催、②領域外の研究者への情報・技術共有を目的としたParametric Translation Clubの組織、③領域ホームページを介した広報、④市民公開講座・高校生向け授業の実施、⑤専門技術習得のための実習キャンプ開催、⑥若手育成一環として、世界をリードする海外研究者と交流する国際シンポジウムの開催を行い、領域のレベルアップを図った。
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