研究領域 | 組合せ遷移の展開に向けた計算機科学・工学・数学によるアプローチの融合 |
研究課題/領域番号 |
20H05792
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
伊藤 健洋 東北大学, 情報科学研究科, 教授 (40431548)
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研究分担者 |
川原 純 京都大学, 情報学研究科, 准教授 (20572473)
岡本 吉央 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 教授 (00402660)
鈴木 顕 東北大学, 情報科学研究科, 准教授 (10723562)
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研究期間 (年度) |
2020-10-02 – 2023-03-31
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キーワード | 組合せ遷移 |
研究実績の概要 |
本研究は,研究領域「組合せ遷移の展開に向けた計算機科学・工学・数学によるアプローチの融合」の総括班であり,その目的は「班間連携の促進」と「外部への広報活動」の大きく2つである.これらを実現するために,下記の通り活動を行った. まず,本年度の領域会議を2020年10月30日と2021年3月23日の2回完全オンラインにて開催した.10月の領域会議では,本研究領域の全体像をメンバーらと再確認した.3月の領域会議では,班間連携を促進するためにも,各計画研究班の半年間の研究動向を報告し合い,研究討論を行った.また,10月,3月の領域会議ともに,同日に一般公開のシンポジウムも併催した.10月の公開シンポジウムは,キックオフミーティングと銘打って,本研究領域の目的と計画を中心に解説した.3月の公開シンポジウムでは,招待講演も企画した. さらにオンラインでは,組合せ遷移のセミナー・勉強会を継続して行った.2020年度中には7回開催し,それらは全て一般公開している.セミナー・勉強会は,本研究領域のメンバーが自身の研究を紹介することで,その背景分野を互いに勉強し合い,班間連携の促進につなげることを目的としている. この他にもアウトリーチ活動として,本研究領域Webサイトの開設,ニュースレター創刊号の発行,電気通信大学主催の産学官連携イベントでの発表などを行った. また,大容量メモリ搭載計算サーバを設置し,本研究領域のメンバーが利用できるように環境整備を行った.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
計算サーバの設置と環境整備を完了させ,研究実施体制を整えることができた.また,オンラインによるセミナー・勉強会の恒例化等,班間連携を促進する仕組みを構築できた.Webサイトの開設,ニュースレター等,本研究領域の活動を広報する場も設定できた.これらにより,本研究領域の研究活動を推進する体制を整えることが出来た.
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今後の研究の推進方策 |
次年度も,領域会議,セミナー・勉強会等を開催しながら,計画研究班ごとの研究推進だけでなく,班間連携を促していく.また,公開シンポジウムも計画し,組合せ遷移の研究を周辺にも波及させていきたい. Webサイトのメンテナンスとニュースレター発行も継続し,本研究領域の研究活動を広く伝えていきたい.
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