研究領域 | 散乱・揺らぎ場の包括的理解と透視の科学 |
研究課題/領域番号 |
20H05885
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
的場 修 神戸大学, 先端融合研究環, 教授 (20282593)
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研究分担者 |
谷田 純 大阪大学, 情報科学研究科, 教授 (00183070)
木村 建次郎 神戸大学, 数理・データサイエンスセンター, 教授 (10437246)
渡邉 恵理子 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (20424765)
高山 佳久 東海大学, 情報通信学部, 教授 (30358915)
玉田 洋介 宇都宮大学, 工学部, 准教授 (50579290)
粟辻 安浩 京都工芸繊維大学, 電気電子工学系, 教授 (80293984)
早野 裕 国立天文台, 先端技術センター, 准教授 (80390623)
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研究期間 (年度) |
2020-11-19 – 2025-03-31
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キーワード | 散乱透視学 / 散乱・揺らぎ場 |
研究実績の概要 |
本年度は、総括班会議及び領域会議を各1回インターネットによるリモート形式で開催した。リモートでの開催となったため、リモート会議に必要な遠隔機器を設置した。アドバイザリーボードとして大型プロジェクトの代表及び組織運営に精通した4名を選出した。総括班会議は8人の計画研究代表者及びアドバイザリーボードメンバで構成される。2021年1月に開催した総括班会議では、領域代表による領域の概要紹介の後、総括班活動の目的を共有し、融合研究及び若手育成に向けての領域融合推進班の活動内容を決定し、公募研究の研究概要について確認した。また、アドバイザリーボードメンバから領域全体の活動に関するコメントを受け、今後の運営方針の策定に役立てることにした。総括班会議後に開催した領域会議では、総括班会議メンバに加えて研究分担者、研究協力者、研究に従事する学生が参加した。第1回の領域会議であったため、領域代表による研究領域の紹介に加えて、各計画研究の代表による研究紹介と研究進捗報告を行った。また、2月にキックオフ会議を行い、領域の目的、内容を広く発信した。企画広報班の活動として領域を紹介するホームページを作成した。さらに領域の活動を広く案内するために、ニュースレターを年に3回発刊することを決め、3月に第1号を発刊した。これらは領域のホームページに掲載されている。また、来年度以降に開始する国際交流のための準備として若手研究者の海外派遣の選定方法について検討を開始した。異分野融合を推進するために重要な役割を果たす共同研究拠点と領域融合推進班について、今後の活動計画を決定した。また、計画研究代表者が月に1回会合し、融合研究を潤滑に推進させる枠組みを構築した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
計画時に掲げた総括班会議、領域会議を開催し、領域活動を順調に開始するとともに、キックオフシンポジウム、ホームページ開設、ニュースレターの発刊によって、本領域の内容及び活動を広く情報発信できた。さらに、融合研究を推進するための3つの共同研究拠点を決定し、その活動計画を策定した。以上の結果から、おおむね順調であると判断した。
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今後の研究の推進方策 |
2021年度は、公募研究が決定するので、公募研究を含めた領域会議を開催し、お互いの研究を理解し、融合研究を推進する。また、3つの共同研究拠点を稼働させる。特に、生物応用に関して、2つの拠点を上手く接続させて、若手研究者の育成と融合研究の推進を図る。総括班会議では、8つの計画研究の進捗状況を把握し、領域全体の融合研究推進に向けた方針を、アドバイザリーボードとともに策定する。また、若手研究者の国際派遣に関する応募方法及び選出方法を決定し、周知する。
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