総括班は研究領域内の融合的研究の推進を図るため、以下の活動を行った: 1.総括班会議(全体会議)を2回開催(7月11日~12日、東京;12月16日~12月17日、京都)し、領域での研究融合促進のための方策を図り、実行した。12月の会議は、最終的領域融合の議論を最優先にとらえ、他のプロジェクトは切り離し独立に開催した。 2.領域融合共同研究を新たに設定・発掘し、その実行を促した。 領域内共同研究の数は総計で26件に上がることを確認し、この共同研究活動からすでに論文が6件出版されていることも確認した。 3.領域内の融合研究を目的としたインターン交換派遣の実現:大阪大学基礎工学研究科助教-京都大学高橋研究室(3日間)、東工大大学院生-東京大・樽茶研究室(1年間)。 4.領域のすそ野を広げ人材育成を図るため、「量子情報学生チャプター」なる学生研究サークルの活動をサポート。 具体的には「関東チャプター」会議(2回)、「関西チャプター」会議(1回)、「関東・関西合同研究会」(1回)をサポート。 5.領域活動の一般市民への宣伝(国民との科学技術対話)のため、以下の活動を行った:国立情報学研究所平成25年度市民講座「未来を紡ぐ情報学」にて講演(蔡兆申);大分県立上野丘高等学校で講演(仙場浩一);名古屋市立向陽高等学校で講演(工位武治)。 6.ニュースレターをホームページに掲載並びに各関係者へ配信(3回:8月、11月、2月)。 7.領域ホームページの運営・更新を行ってきた。
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