総括班
新学術領域研究(研究領域提案型)
[定期的会合による各計画研究め進行状況把握]総括班の最も重要な役割は、各計画研究の進行状況を見守り、必要に応じて助言をすることである。本年度は合計4回の会合を開催し、上述した目的に沿った活動を行った。総括班開催場所及び年月日は、東京(2009年8月5日)、岡山(2009年10月23日)、東京(2009年12月12日)、京都(2010年3月24日)である。各計画研究の主たる実行場所を選び、実際の実験進行状況を見学すると共に、理論や技術の観点からも適宜アドバイスを行った。[研究会「Fundamental Physics using Atoms」の開催]本研究会は、近年発展の著しい原子物理学・量子光学の成果を素粒子・原子核・宇宙物理学の分野に融合し、新たな基礎物理学分野を創設することを目的としている。2009年度は、東京工業大学において開催され、総計23名の発表者により講演が行われ、盛況な研究会となった。発表内容は、宇宙論素粒子論の最新状況の紹介から始まり、電子や中性子の永久双極子能率測定、原子・分子を使った基礎物理定数測定など多岐にわたり、研究会の目的にふさわしいものとなった。[その他の活動]本領域の研究活動を社会に発信する手段として、また領域内共同研究者や連携研究者のスムーズな意思伝達手段としてホームページを制作した(URL:http://xqw.hep.okayama-u.ac.jp/kakenhi/)。また社会への発信活動として、「楽しむ量子の教室」(A01班、2009年10月30日)開催や「第51回教育・文化習慣(文科省)における施設公開研究活動紹介」(B02班、2009年11月6日)等の活動が本領域の社会活動の一環として行われた。
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すべて 雑誌論文 (16件) (うち査読あり 16件) 学会発表 (10件) 図書 (1件) 備考 (1件)
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