研究領域 | 多彩なフレーバーで探る新しいハドロン存在形態の包括的研究 |
研究課題/領域番号 |
21105001
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
飯嶋 徹 名古屋大学, 現象解析研究センター, 教授 (80270396)
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研究分担者 |
保坂 淳 大阪大学, 核物理研究センター, 教授 (10259872)
四日市 悟 理化学研究所, 延與放射線研究室, 専任研究員 (20360670)
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キーワード | 素粒子実験 / 素粒子論 / 実験核物理 / 理論核物理 / ハドロン |
研究概要 |
本研究は、「新ハドロン」の総括班としての計画研究であり、領域内で行われる計画研究間や公募研究との相互作用を促進し有機的な連携を積極的に推し進めている。平成22年度においては、次の活動を行った。■若手スクール(平成22年8月、大阪JICA)大学院生を中心に約50名が参加。講義と3つのテーマに関する実践演習を行った。■検出器ミニワークショップ(平成22年6月、名古屋):高輝度Bファクトリー向けにDO1計画研究で開発しているTOPカウンターのLEPS実験での有用性を議論した。■Belleソフトウェアフェスタ(平成22年9月、KEK):国内外から約40名が参加、B物理に関する講義やBelle実験解析に関するチュートリアルを使った演習を行った。■「Baryon2010」国際会議(平成22年12月、大阪)の後援を行った。参加者数約160名。南部博士も参加。■「第3回次世代光センサーに関するワークショップ」(平成22年12月、名古屋)を共催し、基盤実験技術である光センサーに関する情報交換、研究交流を行った。参加者数約70名。■領域研究会(平成23年2月、理研):参加車約90名。各計画研究や公募研究の現状報告、領域外の研究者も参加し、現象論、Lattice計算、弦理論の様々なアプローチからハドロン物理に関する議論を行った。■総括班会議(平成22年8月、2月)。■領域主催セミナー「ハドロンスクエア」の開催:昨年度に引き続き、大阪(4月)、東海村(6月)、京都(7月)、東京工大(2月)で合計4回のセミナーを開催した。■Bファクトリー解析に関する定例ミーティングの確立:Bファクトリー解析に関する情報交換、若手教育の場として、2週間に1回のTV会議による定例打ち合わせを立ち上げた。■Bファクトリー実験に関する研究会を名古屋大にて開催した(H23年7月)。
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