総括班
計画第2年度全体の研究計画の科学目標は沈み込み帯浅部の解明であり、その目標達成のために総括班は調整に当たった。IODP南海掘削ステージ2の実施に伴い、領域からの研究者を派遣した。また、2011、三月実施のコスタリカ沖沈み込み帯の掘削(IODP#334航海)へも領域分担、協力研究者を派遣した。領域の内容を分かりやすく説明するパンフレットに加えてニュース第一号を発行し、さまざまな学会における関連するセッション、IODPにおけるアウトリーチ活動、記者会見、その他の代表者や分担者が講演する普及講演会、大学における教育活動などに広く活用した。領域分担・連携・協力研究者、および学生・院生を集めて、地質見学討論会を含めて3泊4日の徹底討論研究集会を沖縄にて開催した。集会はホームページにて宣伝、領域関係者以外の希望者にも領域の経費負担なしで可能とした。2010年度5月開催の日本地球惑星科学連合大会で国際セッションを開催すると共に、本学術領域のブース展示を実施し、コミュニティーへの説明、アウトリーチを実施した。9月富山開催の日本地質学会、10月開催の地震学会においてもシンポジウムを開催した。アメリカ地球物理学連合大会をはじめとする国際的な学会における成果発表、共同コンビナー派遣によるセッションを開催した。23年度実施予定の日本地球惑星科学連合大会でのユニオン国際セッション、一般セッション、ブース展示の申請をした。大会では最大規模のセッションとなる予定である。
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