本研究課題は総括班であるため研究そのものは行わない。したがって、研究実績ではなく、活動報告を以下に記す。 平成22年4月-平成23年3月の活動 ●領域のマネジメントを議論するための領域戦略会議を4回開催し、各々の計画研究の進捗状況を把握し、活発な意見交換を行った。また、領域全体のプロジェクトマネジメントについても議論した。 ●CMBワークショップ2010(2010年6月)を開催し、領域が進めていくCMB偏光研究について発表・討議を行った。 120名を超える参加者を得て、盛況であった。 ●研究者向けと一般向けの二種類の領域web pageを運用し、情報の発信を行った。 ●広報活動につとめ、以下の発表等を行った。 〓書籍:「ブレークスルーの科学者たち」第8章「素粒子と宇宙のあいだ」、竹内薫著(PHP新書) 〓雑誌:日経サイエンス2010年6月号記事「総力戦で初期宇宙に迫る」で本領域が推進するQUIET実験が紹介された。 〓講演:「宇宙への旅立ち-ビッグバン以前を見る-」、最先端の物理を高校生にSaturday Afternoon Physics、大阪大学、2010年11月13日 〓大学3年生向けスクール「サマーチャレンジ」で宇宙背景放射観測実習を開催した(2010年8月)。 〓宙博2010にて宇宙背景放射に関する展示をおこなった(2010年10月)。 〓KEK一般公開にて宇宙背景放射に関する展示をおこなった(2010年9月)。 平成23年4月以降の繰越予算による活動 ●本領域が推進するCMB偏光観測をわかりやすく解説するためのパンフレットを作成した。 ●本領域が推進するCMB偏光観測をわかりやすく解説するためのウェブページを新たに作成した。
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