研究概要 |
本領域研究における共同研究の推進と研究者間の交流推進のため、次の活動を行なった。 1) 領域事務局の設置と事務補助員の雇用:名古屋大学東山キャンパス内に事務局を設置し、2人の事務補助員を雇用して、領域事務の円滑化を図った。 2) ホームページの作成:本領域研究の活動内容の発信と班員間の情報交換を目的として、領域のホームページを作成した(http://allo-authentication.net/)。 3) 国内シンポジウム:平成21年度は、次の3つの学会においてシンポジウムまたはワークショップを企画した。また、各シンポジウム開催日に総括班会議を行い、今後の研究活動方針や共同研究について討論した。(i) 日本動物学会中部支部大会「動植物の生殖生物学における新展開」(名古屋、8月)、(ii) 日本生化学会シンポジウム「動植物におけるアロ認証機構」(神戸、10月)(iii) 日本分子生物学会ワークショップ「動植物の受精とアロ認証機構」(横浜、12月) 4) 国際シンポジウム:海外から6名の研究者(Adam M.Benham (UK), Luca Jovine (Sweden), Andrew Singson (USA), Barbara Wakimoto (USA), Thomas Dresselhaus (Germany), Mihaela L.Marton (Germany))を招聘し、「Intercellular Recognition and Allogeneic Authentication : Perspectives of Reproduction Mechanisms Shared by Animals and Plants」と題する国際シンポジウムを行なった(名古屋、サーウインストンホテル、2010年1月14日)。招待講演は14演題で、参加者はおよそ70名であった。
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