研究実績の概要 |
2014年の2月に出版した、日本植物生理学会英文誌Plant and Cell Physiology special focus issue、 CO2 responses in Plants のfollow-up review (Noguchi, Watanabe and Terashima. 2015)を出版した。この総説は、モデル植物であるシロイヌナズナの野生型を用いて、栽培環境のCO2濃度が代謝産物量に及ぼす影響を調べた論文を網羅したもので、今後の研究の指針としてきわめて有用なはずである。 2014年の9月に日本植物学会で行った、シンポジウムをもとに、日本植物学会の英文誌Journal of Plant Research に、特集号 (JPR symposium)「Responses of the Photosynthetic Systems to Spatio-temporal Variations in Light Environments: Scaling and Eco-devo Approaches」を組んだ(寺島ら編集)。2016年5月に刊行予定である。 葉の光合成に関する20以上の章からなる英文教科書「The Leaf: A Platform for Performing Photosynthesis and Feeding the Plant」を、William Adamsとともに編集している。Springer社から2016末に刊行予定である。 一般向けの本を執筆し刊行する予定であったが、諸事情から執筆が遅れている。2016年内の刊行を目指し鋭意執筆中である。
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