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2011 年度 実績報告書

研究領域総括

総括班

研究領域現代社会の階層化の機構理解と格差の制御:社会科学と健康科学の融合
研究課題/領域番号 21119001
研究機関東京大学

研究代表者

川上 憲人  東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90177650)

研究分担者 橋本 英樹  東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50317682)
杉澤 秀博  桜美林大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (60201571)
小林 廉毅  東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (70178341)
片瀬 一男  東北学院大学, 教養学部, 教授 (30161061)
小塩 隆士  一橋大学, 経済学研究所, 教授 (50268132)
キーワード社会経済格差 / 健康 / 学際領域形成 / 国際調和 / 市民参加
研究概要

本研究班(総括班)は、本研究領域内における連携・交流の推進(定期的な研究会議、多目的共用パネル調査のデザイン、若手研究者の教育・育成のための教育環境の整備)、本研究課題におけるWHO、アジア各国、国内学術団体との連携、本研究課題に関する国民への積極的な情報発信と意見の聴取を行う。平成23年度は以下のような活動を実施した。
1)領域会議を2回開催し、計画班・公募班、多目的共用パネルデータの調査の進捗状況、後続調査やデータ管理のあり方について検討を行った。教育カリキュラムワーキンググループ、若手研究者・大学院生部会、市民パネルモニタープログラムの進捗状況を報告した。
2)月1回の定例研究交流会を開始し、計画班ごとの研究成果や関連研究の動向等について情報交換を行った。これにより計画班同士の相互理解、共同研究が大幅に促進された。
3)「社会階層と健康国際会議2011」(平成23年8月6~7日、東京大学)を開催し、Kawachi教授(米国ハーバード大)、Diez-Roux教授(米国ミシガン大)、江東亮教授(国立台湾大)による基調講演3の他、シンポジウム8、ポスター15演題を実施した。約100名が参加し、今後の社会階層と健康の主要研究テーマについて活発に討議し、結論した。
4)平成23年8月5日にKawachi教授(米国ハーバード大)、Diez-Roux教授(米国ミシガン大)、江東亮教授(国立台湾大)による領域研究評価を実施し、研究水準、学際的アプローチに高い評価を得た。「日本の特性を明確にすることで国際発信を」との意見を得た。
5)日本学術会議が平成23年9月に公表した提言「わが国の健康の社会格差の現状理解とその改善に向けて」の作成に協力した。
6)「市民パネルモニタープログラム」を継続した。
7)ホームページ、ニュースレター(年2回)での情報発信を行った。年度報告書を発行した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画どおりに進展している。平成23年9月9日における中間評価のコメントでは「評価結果A」を得た。

今後の研究の推進方策

中間コメントを受け領域研究者による討議を行い、平成24,25年度の領域運営に以下の活動を追加し、各研究項目の研究成果を共有・融合を確実に実現することとした。1.項目間の共同プロジェクトの推進、2.学際統合共通理論枠組みの構築、3.本領域からの政策提言のための組織の新設。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考]

    • URL

      http://mental.m.u-tokyo.ac.jp/sdh/

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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