研究領域 | 大規模計測・シミュレーションによる脳の全体性の理解 |
研究課題/領域番号 |
21H05134
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
平 理一郎 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (80712299)
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研究分担者 |
堤 新一郎 国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 副チームリーダー (20862676)
五十嵐 潤 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, 上級研究員 (60452827)
森 裕紀 早稲田大学, 次世代ロボット研究機構, 主任研究員(研究院准教授) (80610849)
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研究期間 (年度) |
2021-08-23 – 2024-03-31
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キーワード | 神経活動大規模データ / 大規模シミュレーション |
研究実績の概要 |
本領域総括班は、4つの計画班の相互連携、特にデータ共有と技術の共有、全体性概念の周知のためのミーティングやワークショップ等の開催を行うことを目的としている。具体的には月に一度ほどのペースで全体性に関係する様々な分野の研究者に講演していただく全体性セミナーを行った。領域アドバイザーを招いてキックオフシンポジウムを行うことにより各班の進捗状況や連携体制を報告し、今後の研究の方針等につきアドバイスをいただいた。セミナー、シンポジウム、研究実績については、ホームページとTwitterにおいて報告した。領域の概要について記したエッセイが神経科学会雑誌に掲載された。神経回路学会では本領域メンバーを中心として全体性を題材としたシンポジウムを行った。Yale大学、Allen institute、東京大学、豊田中央研究所、群馬大学、北陸先端大学院大学に所属する研究者を含む多くの方々と領域内部の情報を共有することで、様々な分野の世界的動向について議論できる環境を構築した。実験班A01,02のデータ共有のためのシステムを構築した。実験班A01においても比較的小規模のシミュレーションを動かせるような環境も構築した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
実績に記したように、本領域は活発な意見交換と情報共有を続けており、シンポジウムやセミナーの企画を高頻度で行う事で、領域内外の様々な研究者に全体性概念を行っている。データ共有の体制を整え、実験班においてもシミュレーション環境を整えるとともに、本領域に実質的に参加するメンバーを増員してきた。これらのことから、本年度は予定通りおおむね順調に進展していると考えられる。
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今後の研究の推進方策 |
全体性セミナーにおいては、月に1度のペースを維持して継続してゆく。11月ごろに領域会議を開き、本領域のメンバーと領域アドバイザーを含む中規模の研究交流を行う予定である。データの共有システムはできたので、今後A01、A02で取得できるデータを共有しつつ、A03,A04班のシミュレーションとのデータ同化を進めていく予定である。
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備考 |
領域ホームページと領域Twitterアカウント
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