研究実績の概要 |
新学術領域領域代表者と8名の計画研究代表者(江口、大利、阿部、池田、五味、斉藤、金谷、石川)、5名の評価委員の意見を取りまとめ、新学術領域研究「生合成マシナリー」の成果報告シンポジウムを、聴衆が期待できる週末のアクセスが良い場所という観点から、東京都港区のコクヨホールに決定した。6月21日の日曜日には、100名近い企業からの出席者や一般参加者に対し、5年間の研究成果を、A01,A02,A03班の班長および指名された顕著な成果を挙げた合計7名の講演者が、判りやすく説明した。
最終の文部科学省へ提出する成果報告書は、3班構成の各班長が、班員個人より事務局に提出された5年間の領域活動で得られた成果に関する資料をもとにデータを整理し、論文発表、学会発表、シンポジウムや講演会での依頼講演、新聞・テレビなどのメディアでの公表状況、各賞の受賞状況、さらには領域内での共同研究など各班の成果を取りまとめた後、事後評価ヒアリング、さらには一般公開用資料としてデータファイルを作成した。これをベースに冊子体も作成し、公的な研究機関や関連研究者に送付した。
6月から10月オープンキャンパスや夏休み期間中には、領域代表が所属する北海道大学や班員が所属する研究機関で、中高生を対象にオープンラボなどの企画で、研究活動を疑似体験してもらうために、実験を撮影したビデオの上映、さらに実験室の見学を行なった。さらに11月14-15日(土・日)、東京都江東区にある日本科学未来館で開かれた大規模なサイエンスコミュニケーションのイベント、サイエンスアゴラに出展し、総括班でアウトリーチ用に作成した領域活動の広報用アニメーションやクイズ形式の説明用プレゼンファイルを利用して、来場者に研究成果を説明した。
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