総括班
新学術領域研究(研究領域提案型)
「動く細胞がいかに周囲環境と対峙し両方向性に作用しあうことで細胞集団・組織に秩序がもたらされるか」について理解を深めることを目指した本新学術領域は、対象とする細胞の種類や用いる手法に関して多様な構成・姿勢で臨んだ。そこで総括班では、研究者間を結ぶ交流的活動(研究室訪問による技術支援や若手の会など)に積極的に取り組んだ。それにより、これまでにはなかった新しい切り口・スタイルでの問いかけが促進され、新規な理解が果たされた。多くの共同研究が生まれ、これまで一度も共著者であり得なかったような組み合せの論文発表も多くなされた。多様性と進歩性の点で、「新学術領域」の意図に叶う充実した活動ができた。
神経発生学