研究領域 | がん微小環境ネットワークの統合的研究 |
研究課題/領域番号 |
22112001
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宮園 浩平 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90209908)
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研究分担者 |
藤田 直也 公益財団法人がん研究会, その他部局等, その他 (20280951)
秋山 徹 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70150745)
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研究期間 (年度) |
2010-06-23 – 2015-03-31
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キーワード | 微小環境 / シグナル伝達 / 生体材料 / 生体イメージング / ゲノム科学 |
研究概要 |
総括班は領域の研究の推進に必要な国内の情報の収集を行い、研究者間の連携を強化する役割を目的として活動を行った。とくにホームページの充実や各種シンポジウムの開催などにより、得られた研究成果を領域内外の研究者や社会へ発信するための支援を行った。平成25年度は領域内の連携や「新学術領域(領域提案型)がん研究分野における支援活動(がん研究支援活動)」と連携を密接に行い、研究班の研究を支援した。またニュースレターを作成し発行した。 1)領域会議の開催:平成25年度は新たに公募研究が採択されたことから、計画研究者、公募研究者が一同に会し、平成25年6月20日、21日に領域会議・研究発表会を東京(東京大学小柴ホール)で開催した。 2)公開シンポジウムの開催:平成25年度は6月20日に東京大学内で公開シンポジウムを行い、領域内の研究成果の発表を行った。愛媛大今村健志教授に蛍光イメージングに関する特別講演をお願いした。がん研究支援活動と連携をはかり、平成26年1月30日~31日に開催された公開シンポジウムでは千葉滋(公募研究班員)が「T細胞性リンパ腫の起源とその進化」について発表を行った。 3)共同研究・若手研究者の育成:平成25年度は若手研究者の育成のために2名(金沢大学、東京大学)の海外短期派遣(米国、スウェーデン)を支援した。 4)研究活動の公開:研究成果の発信のためにホームページを更新した。「ニュースリリース」のコーナーを新設し、マスコミで紹介された研究成果に関する情報を掲載した。またホームページの「一般の方へ」のコーナーでは、がん微小環境ネットワークについて一般向けに解説した。さらに本年度はニュースレターを作成し、発行した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成25年度は新たに公募研究11件が採択され、計画研究と密接に連携を行いながら研究が行われた。若手研究者の海外派遣、ニュースレターの発行などが行われ、マスコミへのニュースリリースや一般向けの解説などもホームページで行われ、おおむね順調に進行していると思われる。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度は最終年度にあたることからこれまでの研究のとりまとめ、社会への成果の発信などを中心に領域の研究を推進する予定である。
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