感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換

2014 年度 研究成果報告書

• 研究領域: 感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換
• 研究課題/領域番号: 22114001
• 研究種目: 新学術領域研究(研究領域提案型)
• 配分区分: 補助金
• 審査区分: 生物系
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 畠山 昌則 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40189551)
• 連携研究者: 谷口 維紹 東京大学, 生産技術研究所, 特任教授 (50133616) ; 瀬谷 司 北海道大学, 大学院医学研究科, 教授 (10301805) ; 大島 正伸 金沢大学, がん進展制御研究所, 教授 (40324610) ; 松岡 雅雄 京都大学, ウイルス研究所, 教授 (10244138) ; 下遠野 邦忠 国立国際医療研究センター, 肝炎・免疫研究センター, 特任部長 (10000259) ; 東 健 神戸大学, 医学研究科, 教授 (60221040) ; 秋吉 一成 京都大学, 工学研究科, 教授 (90201285)
• 研究期間 (年度): 2010-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: がん / 感染症 / 感染がん / 炎症 / 免疫 / ドラッグデリバリー

研究成果の概要

新学術領域「発がんスパイラル」では、がんの発症における微生物感染、炎症ならびに自然免疫・獲得免疫が担う役割を、原子・分子レベルから個体に至る階層横断的な研究を通して明らかにした。本領域ではさらに、臨床応用に向け「発がん性の負のスパイラル」遮断を可能にする革新的な免疫アジュバントの作製や次世代ドラッグデリバリーシステム（DDS）の開発に成功した。総括班では、ホームページによる情報発信に加え、例年の国際シンポジウム開催ならびにニュースレター発行を通し、領域内外における共同研究の積極的な推進を促した。

自由記述の分野

感染腫瘍学、分子腫瘍学