研究領域 | メゾスコピック神経回路から探る脳の情報処理基盤 |
研究課題/領域番号 |
22115001
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
能瀬 聡直 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (30260037)
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キーワード | メゾスコピック神経回路 / 神経回路 / 光生理学 / optogenetics / 脳情報処理 / 脳計算論 / 機能生理学 / 分子遺伝学 |
研究概要 |
本計画では、比較的少数のニューロン集団からなる「メゾスコピック神経回路(メゾ回路)」を、従来研究が困難であったミクロとマクロの中間層に切り込むことを可能にするモデル機能回路として捉え、その解析を通じて脳の情報処理基盤を探る。メゾ回路への分野横断的な多角アプローチを実現し、新規な学問分野を開拓することを第一の目的とし、1)研究階層の異なる班員間の情報交換の場を設けること、2)多様な先端的実験・理論技術の紹介と有機結合、3)研究成果の班内外での共有、4)一般社会への広報・啓蒙、5)目標達成の評価、を推進するため以下のような総括班活動を行う。今年度は以下のような活動を行った。 (1)企画実行:班会議2回、国際シンポジウム(「2011年5月19日「本領域共催国際シンポジウム」@沖縄コンベンションセンター」、国内シンポジウム(2011年9月21日「第84回日本生化学会大会シンポジウム」@国立京都国際会館)を開催した。 (2)研究支援:光操作に関する技術ワークショップ(「メゾ神経回路」第2回技術ワークショップ、神経活動の光操作-行動制御への応用、2011年9月29日-30日、自然科学研究機構岡崎カンファレンスセンター)を開催した。実験・理論融合研究の促進のため2件のスクールを開催した(20H年11月3日-5日「日本神経回路学会オータムスクールASCONE2011」@かたくら諏訪湖ホテル、2012年3月6日-9日「本領域主催システム神経生物学スプリングコース2012」@コープイン京都)。共同研究推進のための研究打ち合わせ旅費を支援した。 (3)広報活動:HPにおいて領域の成果をタイムリーに広報するとともに、第1号領域ニュースレターを発行した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の予定通り総括班活動を推進した。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、メゾ回路への分野横断的な多角アプローチを実現し、新規な学問分野を開拓するための総括班活動を推進する。大きな変更はない。
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