研究領域 | メゾスコピック神経回路から探る脳の情報処理基盤 |
研究課題/領域番号 |
22115001
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
能瀬 聡直 東京大学, 新領域創成科学研究科, 教授 (30260037)
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研究期間 (年度) |
2010-06-23 – 2015-03-31
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キーワード | メゾスコピック神経回路 / 神経回路 / 光生理学 / optogenetics / 脳情報処理 / 脳計算論 / 機能生理学 / 分子遺伝学 |
研究概要 |
本計画では、比較的少数のニューロン集団からなる「メゾスコピック神経回路(メゾ回路)」を、従来研究が困難であったミクロとマクロの中間層に切り込むことを可能にするモデル機能回路として捉え、その解析を通じて脳の情報処理基盤を探る。メゾ回路への分野横断的な多角アプローチを実現し、新規な学問分野を開拓することを第一の目的とし、1)研究階層の異なる班員間の情報交換の場を設けること、2)多様な先端的実験・理論技術の紹介と有機結合、3)研究成果の班内外での共有、4)一般社会への広報・啓蒙、5)目標達成の評価、を推進するため以下のような総括班活動を行う。今年度は以下のような活動を行った。 ①企画実行:班会議2回、国際シンポジウム(「本領域主催 第1回公開国際シンポジウム」2012年7月7日@小柴ホール、「第35回日本神経科学大会 シンポジウム」2012年9月18日@名古屋国際会議場)を開催した。 ②研究支援:光操作に関する技術ワークショップ(「メゾ神経回路」第3回技術ワークショップ、2012年9月27日-28日@岡崎カンファレンスセンター)を開催した。実験・理論融合研究の促進のためのスクールを開催した(「本領域主催 システム神経生物学スプリングコース2013」2013年3月9日-12日@アイアイランド)。共同研究推進のための研究打ち合わせ旅費を支援した。 ③広報活動:HPにおいて領域の成果をタイムリーに広報した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初の予定通り総括班活動を推進した。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、メゾ回路への分野横断的な多角アプローチを実現し、新規な学問分野を開拓するための総括班活動を推進する。大きな変更はない。
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