総括班
本領域実施期間である平成22年度から平成26年度までの研究成果を国内ばかりでなく海外にも広く発信するため成果を英文記載した本を「Protein Modifications in Pathogenic Dysregulation of Signaling」と題して Springerから出版した。領域代表井上と総括班員の武川が編集し計51名の計画班員及び公募班員は執筆した。シグナル伝達の新たな解析技術、シグナル伝達の数理シミュレーション、シグナル伝達の構造的解析、翻訳後修飾によるシグナル伝達の制御と疾患発症の4つのセクションで構成され全20章からなる。さらに、中高校生を始め一般国民へ研究成果を周知するために「中高校生・専門外の皆さんへの研究成果報告~細胞の営みと病気との関係を明らかにしようとした研究グループの5年間~」と題する冊子を総括班員で作成しスーパーサイエンスハイスクールを中心に211の中高校に配布した。できるだけ平易な説明に心がけ、配布の際には生徒が気軽に目を通せる機会を設けて欲しい旨の教師宛の手紙を同封した。また、中高校生向けの冊子は、領域ホームページからPDFファイルをダウンロードできるようにしてあり、広く一般国民が閲覧可能な状態にある。この冊子を読んだ中高校生の一人でも多くが研究者を目指すことを期待している。成果公表に加えて、本領域のコンセプトである異分野連携をさらに発展させる戦略について平成28年1月23日に最終総括班会議を開催し議論した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
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