研究領域 | 細胞シグナリング複合体によるシグナル検知・伝達・応答の構造的基礎 |
研究課題/領域番号 |
22121001
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
箱嶋 敏雄 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (00164773)
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研究分担者 |
深井 周也 東京大学, 放射光連携研究機構, 准教授 (10361792)
佐藤 主税 独立行政法人産業技術総合研究所, 脳神経情報研究部門, グループ長 (00357146)
千田 俊哉 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (30272868)
山下 栄樹 大阪大学, たんぱく質研究所, 助教 (00294132)
前仲 勝実 北海道大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (10322752)
稲垣 冬彦 北海道大学, 先端生命科学研究科(研究院), 特任教授 (70011757)
三島 正規 首都大学東京, 理工学研究科, 准教授 (70346310)
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キーワード | 構造生物学 / 分子生物学 / 生化学 / タンパク質 / 相互作用 |
研究概要 |
本領域全体の達成度は,平成23年度の段階で,当初計画の約4-5割程度に達しており,予定を上回って進展している.複数のインパクトのある複合体構造の構造決定にも成功している. 平成23年度は,6月9日(木)に第2回公開シンポジウム(第1回方法論連絡会)として,第11回蛋白質科学会(6月7日-9日,大阪サンパレス)において,「タンパク質複合体研究のひと工夫」(オーガナイザー:奈良先端大・箱嶋敏雄・東大・深井周也)を開催して,複合体構造研究の方法論を中心に討論・情報交換した.続いて,7月6日-8日には,「構造生物学:シグナリング複合体の地平線」と題して,第2回領域全体会議・第2回総括班会議を奈良(ホテル日航奈良)で開催した.ここでは,本年度から参加した公募研究の研究代表者全員(37名)の研究計画・構想の発表と,計画班員の研究成果の発表があり,研究内容等についての討論と共に,方法論についての情報交換が活発に行われた.また,総括班会議では,経過報告と共に,今後の方針が議論された. 平成23年8月に新たな知見が発見されて,外部評価者を含めた研究進捗確認において当該知見についての研究成果をより詳細に検討する必要が生じたために,平成24年6月に,公開シンポジウムを開催した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本領域全体の達成度は,平成23年度の段階で,当初計画の約4-5割程度に達しており,予定を上回って進展している.複数のインパクトのある複合体構造の構造決定にも成功している.
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今後の研究の推進方策 |
比較的に順調に進展しているので,これまで通りに推進していく.
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