研究領域 | 血管ー神経ワイヤリングにおける相互依存性の成立機構 |
研究課題/領域番号 |
22122001
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
高橋 淑子 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10183857)
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研究分担者 |
榎本 和生 公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所, その他部局等, 研究員 (80300953)
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キーワード | 血管 / 神経 / 班会議 / 若手育成 / 研究動向調査 |
研究概要 |
新学術領域研究(領域提案型)「血管-神経ワイヤリングにおける相互依存性の成立機構」では 血管-神経という2大ネットワークの成り立ちにおける、両者間の相互作用(血管-神経ワイヤリング)の分子メカニズムの解明を目指した研究をアレンジしている。本領域を構成する8名の計画研究代表者により、2つの研究項目[A01]および[A02]に加え、総括班の活動を進めた。総括班として、以下の5項目をおこなった: (a) 公募班25名を含む領域全体のスムーズな運営、(b) 血管-神経融合研究の促進、(c) 日本からの血管-神経融合研究の国際的な発信力の強化、(d) 若手研究者の育成、(e) 領域内での研究進行状況や、領域運営に対する外部からの評価・助言。 (a)~(d)においては、主に領域を構成する計画研究代表者(総括班では研究分担者および連携研究者)を中心にして推進した。(e)の外部評価者として、須田年生(慶応・医・教授)と向山洋介(米国NIH・ラボヘッド)が、総括班の研究協力者としてその任にあたった。公募班25名を含む領域構成員全員による班会議に加え、適宜計画班員を中心とした総括班会議を開催した。ニューレターを発行した。H24年度の国際シンポジウムにむけて、企画準備を進めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初設定した以下の5項目については、順調に進んだ。(a) 公募班25名を含む領域全体のスムーズな運営、(b) 血管-神経融合研究の促進、(c) 日本からの血管-神経融合研究の国際的な発信力の強化、(d) 若手研究者の育成、(e) 領域内での研究進行状況や、領域運営に対する外部からの評価・助言。特に、初めて開催した領域構成員全員による班会議では、主に若手構成員からの積極的発言を促したり、またさっくばらんなディスカッションの場を提供するなど、班員間のコミュニケーションをはかることができた。これらの活動から、血管-神経の融合研究にむけた班員同士の共同研究の萌芽が多数生まれた、
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今後の研究の推進方策 |
これまでの運営方針を継続させる。またH24年度の国際シンポジウムにむけて、企画準備を綿密に進める。
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