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2010 年度 実績報告書

神経細胞の多様性と大脳新皮質の構築

総括班

研究領域神経細胞の多様性と大脳新皮質の構築
研究課題/領域番号 22123001
研究機関基礎生物学研究所

研究代表者

山森 哲雄  基礎生物学研究所, 脳生物学研究部門, 教授 (80260206)

研究分担者 影山 龍一郎  京都大学, ウイルス研究所, 教授 (80224369)
後藤 由季子  東京大学, 分子細胞生物学研究所, 教授 (70252525)
大隅 典子  東北大学, 医学系研究科, 教授 (00220343)
野田 亮  京都大学, 医学系研究科, 教授 (30146708)
桝 正幸  筑波大学, 人間総合科学研究科, 教授 (20243032)
キーワード大脳新皮質 / 神経幹細胞 / 層形成 / 神経投射 / 神経結合 / 領野
研究概要

平成22年度は、本領域の最初の年度であり、以下の活動を行った。
1)研究組織として、次の3項目を設定した。AO1項目:幹細胞からの多様な神経細胞産生、AO2項目:細胞多様性と神経投射、AO3項目:神経多様性の決定(層・領野・神経コード)。班長として影山(AO1項目)、大隅(AO2項目)、山森(AO3項目)を決め、野田(事務局長)を決め班員相互の交流を図ることとした。
2)広報委員長として桝正幸を決定し、HP(http://ww.md.tsukuba.ac.jp/neocortex/)の立ち上げとともに、ニュースレターを班員のみならず、広い範囲の神経科学者(400名以上)に直接郵送することとした。平成22年度には、第一号を配送した。
3)平成22年10月17日(岡崎カンフェレンスセンター)に、領域発足後、始めての領域班会議を、計画班員・連携研究者・アドバイサリ(評価委員)の参加のもとで行った。
4)予定していた国際シンポジウムを平成23年度に繰り越し、平成24年3月10日~13日に岡崎カンフェレンスセンターで、「大脳新皮質の構築」をテーマに国内外の第一線の研究者を集め、最新の研究進展を議論する場として開催した。外国人講演者8名、計画・公募班員を含む137名が参加した。大脳新皮質に焦点を当てた本領域のようなプロジェクトは国際的にも少なく、また、大脳新皮質の構築をテーマにした国際シンポジウムが4日間連続して開催されるのは、国内では、おそらく初めての試みである。講演者は、本領域の研究者を中心に、国内外から大脳新皮質関連で目覚ましい活躍をしている世界トップレベルの研究者を招待した。オプトジェネティクスなどの新しい技術を用いている研究者にも講演いただき、そのアイデアや手法の有用性を、その他の大脳皮質の研究に応用する可能性を探る機会にもなり、大きな成功を収めて開催することができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] Genes selectively expressed in regions of primate neocortex : the functions and implication for cortical specialization2012

    • 著者名/発表者名
      Tetsuo Yamamori
    • 学会等名
      International Symposium "Neocortical Organization"
    • 発表場所
      岡崎コンファレンスセンター(愛知県)
    • 年月日
      2012-03-13
  • [備考]

    • URL

      http://www.md.tsukuba.ac.jp/neocortex/

URL: 

公開日: 2013-06-26  

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