研究領域 | 食欲と脂肪蓄積の制御と破綻の分子基盤の解明 |
研究課題/領域番号 |
22126001
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研究機関 | 独立行政法人国立循環器病研究センター |
研究代表者 |
寒川 賢治 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 所長 (00112417)
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研究分担者 |
細田 公則 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40271598)
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キーワード | 食欲 / 脂肪蓄積 / 脂肪毒性 / 肥満 / 痩せ |
研究概要 |
肥満とそれに伴い増加する生活習慣病の重積の機序として、食欲及び脂肪細胞と非脂肪細胞における脂肪蓄積の制御の破綻による細胞機能異常が想定される。本領域は、食欲及び脂肪細胞と非脂肪細胞の脂肪蓄積の制御の生理的な分子基盤及び新規因子の同定と意義を解明するとともに、その破綻における分子基盤の解明を行うことを目的とする。さらに本研究は、肥満のみならず痩せの病態の分子基盤の解明も併せて行う。本研究は広範な分野に渉る広義の脂肪毒性(Adipotoxicity)に対して11件の計画研究による多くの分野の専門家から成る融合的な新学術領域を組織した。さらに、平成23年度から2年間の公募研究の公募を行い29件の研究課題を採択した。本新学術領域内の研究者の情報交換、有機的な連絡を密にして、共同研究を推進することを目的として第二回目の班会議を開催した。○第二回 班会議 日 時:2011年8月18日(木)12:50-8月19日(金)18:00 会 場:千里ライフサイエンスセンター 5F 501・502・503号室 大阪・千里ライフサイエンスセンターにて、計画研究11件・公募研究29件の現段階での研究発表を行った。評価委員の先生方にも参加頂き、活発な議論・意見を交換した。また、本新学術領域のホームページを作成し、情報発信を行っている。 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~med2/jpn/appetite-fat/index.html
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
平成23年度は、計画研究に加え29件の公募研究課題を採択し、多くの異なる分野の特に若手研究者が結集して融合領域を創成し、脂肪蓄積と食欲の制御と破綻の分子機構解明に対する体制を構築することができた。また、2日間にわたる班会議を開催することにより領域内のメンバーが、全ての研究計画についての理解が深まり、有意義な議論や意見交換が行えた。
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今後の研究の推進方策 |
新学術領域の総括班として、各計画研究および公募研究の間の支援を図り、領域内の研究者の情報交換や有機的な連絡を密にして共同研究を円滑に推進できるよう活動を行う。また、平成24年度は外部への情報発信のため、11月の肥満学会国際シンポジウムとのジョイントで公開シンポジウムの開催を予定している。
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