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2013 年度 実績報告書

食欲と脂肪蓄積の制御と破綻の分子基盤の解明

総括班

研究領域食欲と脂肪蓄積の制御と破綻の分子基盤の解明
研究課題/領域番号 22126001
研究機関独立行政法人国立循環器病研究センター

研究代表者

寒川 賢治  独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 所長 (00112417)

研究分担者 細田 公則  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40271598)
研究期間 (年度) 2010-06-23 – 2015-03-31
キーワード食欲 / 脂肪蓄積 / 脂肪毒性 / 肥満 / 痩せ
研究概要

肥満とそれに伴い増加する生活習慣病の重積の機序として、食欲及び脂肪細胞と非脂肪細胞における脂肪蓄積の制御の破綻による細胞機能異常が想定される。本領域は、食欲及び脂肪細胞と非脂肪細胞の脂肪蓄積の制御の生理的な分子基盤及び新規因子の同定と意義を解明するとともに、その破綻における分子基盤の解明を行うことを目的とする。さらに本研究は、肥満のみならず、痩せの病態の分子基盤の解明も併せて行う。本研究では、11件の計画研究による多くの分野の専門家から成る融合的な新学術領域を組織している。さらに、平成25年度から2年間の公募研究の公募を行い28件の研究課題を採択して、研究を推進した。また、本新学術領域内の研究者の情報交換、有機的な連絡を密にして共同研究を推進することを目的として第四回目の班会議を開催した。
○第四回 班会議
大阪・千里ライフサイエンスセンターにて、2013年8月22日・23日に、計画研究11件・公募研究28件の現段階での研究発表を行った。評価委員・学術調査官の先生方にも参加頂き、活発な議論・意見を交換した。
また、本新学術領域のホームページ(http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~med2/jpn/appetite-fat/index.html)を作成し、情報発信を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

11件の計画研究に加え、今年度より新たな28件の公募研究課題を加え、多くの異なる分野の研究者が集まり融合領域を創成し、脂肪蓄積と食欲の制御と破綻の分子機構解明に対する体制を構築し、研究を推進した。その結果、領域内の研究者間での共同研究を実施し、研究成果を挙げる事ができた。また、2日間にわたる班会議を開催することにより、領域内のメンバーが、各々の研究計画についての理解がさらに深まり、有意義な議論や意見交換を行えた。

今後の研究の推進方策

本領域の最終目標が、食欲と脂肪蓄積の調節と破綻における分子機構の解明、新規因子の同定、領域全体による新規因子の機能の解明である事を明確化し、その実現に向けて領域全体の連携を促進する。
新学術領域の総括班として、各計画研究および公募研究の間の支援を図り、領域内の研究者の情報交換や有機的な連絡を密にして共同研究を円滑に推進できるよう活動を行う。また、平成26年度は最終年度であり、定期の班会議に加えて、外部への情報発信のため、10月に肥満学会とのジョイントで、公開国際シンポジウムの開催を予定している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考] 食欲と脂肪蓄積の制御と破綻の分子基盤の解明

    • URL

      http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~med2/jpn/appetite-fat/index.html

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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