総括班
領域代表の武田および連携研究者6名(計画研究代表)を中心として、平成25年度および平成26年度に繰り越した予算で、以下の活動を行った。・平成25年度は、6/12-14に、ゲストスピーカーに森島圭祐氏(大阪大学工学研究科)を迎え、兵庫県淡路夢舞台にて班会議を開催し、8/26-27には同じ場所で夏合宿を行い、生物実験と数理モデル化についての密な討論と共同研究の打合せを行った。夏合宿は絞られた研究に関して時間制限無く議論する場であり、生物と理論系研究者との相互理解がさらに深まった。12/3-6に開催された第36回日本分子生物学会年会ではシンポジウムを企画し、Antonio Giraldez (Yale School Medicine) 氏を招へいし、秩序形成のロジックに関する研究発表と情報交換を行った。また発表者3名に対しての旅費支援を行った。2014年1/19-22に香港科技大学で行われた6th Asia Oceania Zebrafish Meeting HKUST, Hong Kongに、代表の武田が出席し研究成果発表を行った。この他、4回のテクニカルセミナーと、研究室間交流のための旅費支援を実施した。・平成26年12/2-4に、シンガポール・メカノバイオロジー研究所と共催で行われたシンポジウム「Mechanobiology of Development and Multicellular Dynamics」において、計画研究代表2名が研究発表を行ったほか、参加する公募班員と学生計7名に対して旅費支援を実施した。このシンポジウムでは、組織、細胞が発生する力と組織変形の相関、力の実測に関して、最先端の技術と研究手法について密な討論が行われ、領域内の研究がさらに活性化された。以上のように総括班として、領域内の共同研究の活性化、新技術の導入、成果発表を積極的に支援した。
2: おおむね順調に進展している
総括班として、班会議、夏合宿、班内の共同研究に関わる旅費支援、シンポジウム参加への支援などを通して、領域内の研究活動が活発化し、研究成果も得られた。
次年度においても、領域班会議、研究室間交流支援、夏合宿、テクニカルセミナー、領域主催シンポジウムの開催などを通して、領域内の研究の活性化する予定である。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 8件) 学会発表 (9件) 備考 (1件)
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