研究領域 | 質感認知の脳神経メカニズムと高度質感情報処理技術の融合的研究 |
研究課題/領域番号 |
22135001
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
小松 英彦 生理学研究所, システム脳科学研究領域, 教授 (00153669)
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研究分担者 |
中内 茂樹 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00252320)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 脳・神経 / 認知科学 / コンピュータビジョン / 心理物理学 / 質感科学 |
研究実績の概要 |
質感脳情報学領域は質感認知の仕組みについて工学・心理物理学・脳科学の研究者が5年間にわたり連携して解明を進め、この終了領域では質感脳情報学領域の活動を総括しそこで生み出された研究成果や技術の発展についてまとめて社会に広くその成果を知っていただくための活動を行った。このために、ウェブ会議システムを活用して終了領域総括班メンバーによる会議をほぼ毎月行い、領域での活動の総括や質感の科学的研究推進のための方策について議論を行った。また、質感脳情報学領域の全班員が行った研究の内容および主要業績を収集し、質感脳情報領域の活動を総括するニュースレター第4号として冊子を作成して配布すると共に、領域ホームページ上に公開した。また質感研究の成果や世界の最先端の研究を神経科学分野に広く紹介するために、本領域が主催するシンポジウムを7月に開催された日本神経科学大会において行い、班員の講演者による心理物理学や脳科学の研究成果を紹介すると共に、ドイツから第一線の質感研究者を招へいし、情報交換を行った。また質感脳情報学領域の一つの重要な目的である異分野の融合による質感の科学の研究交流の場を作るという目的のために、本領域に関係した研究者が運営する「質感のつどい」という研究交流グループを立ち上げた。この研究交流グループ主催で11月25日に東京大学生産技術研究所で、「質感のつどい」公開フォーラムを開催し、講演やポスター発表により質感の科学に関する研究交流を行った。また「質感のつどい」のホームページを立ち上げ、質感研究の交流のための足場作りを行った。
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現在までの達成度 (段落) |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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