総括班
本年度も本課題によって新学術領域研究「統合的多階層生体機能学領域の確立とその応用」(以下、領域)を運営した。成果として、薬物の吸収および代謝過程や心臓の電気現象など、生体の多階層性で創発される機能を定量的に解析する基盤技術が完成した。またそれを最大限活用して、各研究員の具体的な研究テーマを推進し、生体機能に関する実験と理論研究を領域をあげて実施した。総括班会議は毎月のように計10回開催し、領域運営や共同研究の実施状況、課題の抽出と対策、そして「多階層生体機能学」の今後の展開に関して議論した。2014年8月には前期の領域全体会議を開催し、領域全体の研究状況把握、取りまとめに向けた問題意識の発掘と共有をおこなった。重要なプロジェクトには班員から選抜したタスクフォースを結成し、総括班の統括の下プロジェクトを進めた。例えば若手育成には重点的に取り組み、若手主催のワークショップを開催したり、若手の独創的なアイデアを引き出しスタートアップさせる共同研究体制を整えることで、スキルアップと人脈作り、そして研究の発展をサポートした。「多階層生体機能学」の今後の展開に関する公開シンポジウムを2014年6月に開催し、領域外の研究者と議論を交わした。この議論は領域内でも継続的に行った。2015年3月には、最終成果報告会および第三回多階層生体機能学国際シンポジウムを開催した。その他にも各関連学会において、班員が中心となるシンポジウムや領域の開発した研究プラットフォームを紹介するランチョンセミナーを開催し、得られた成果の情報発信、他の大学・企業研究者への基盤技術の普及活動などによる社会導入のサポートも総括班主導で行った。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (36件) (うち査読あり 35件、 オープンアクセス 9件、 謝辞記載あり 11件) 学会発表 (95件) (うち招待講演 33件) 図書 (2件) 備考 (4件) 産業財産権 (3件) (うち外国 1件)
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