研究領域 | 量子もつれ光子対による原子核-多分子間相互作用プローブを活用した診断治療学の創生 |
研究課題/領域番号 |
22H05021
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
島添 健次 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (70589340)
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研究分担者 |
富田 英生 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (20432239)
佐藤 健 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (30507091)
重河 優大 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 特別研究員 (60845626)
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研究期間 (年度) |
2022-05-20 – 2025-03-31
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キーワード | 光子対診断治療学 / 量子もつれ / 核スピン |
研究実績の概要 |
原子核→生体空間、化学反応→原子核エネルギーの空間エネルギー多階層構造をつなぐ新たな診断技術(量子もつれ光子放出原子核-分子間相互作用プローブ)の確立による革新的光子対診断治療学の創生の研究活動を総括、円滑に運営する。A班の可視化イメージング技術開発、B班の計測による物理的機構の解明、C班の薬剤開発、D班の理論による解明をつなぐために研究会の企画や国際ワークショップの企画、広報活動やデータのやり取りの整備など研究に必要な活動を実施した。円滑な研究活動を継続するために、情報交換、領域会議の場を設定する。加えて学会やアウトリーチ活動を昨年に引き続いて行った。最終的にこれまで得られてきた成果の取りまとめや今後の方向性を議論する場を設けた。また複数の招待講演を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
A班の可視化イメージング技術開発、B班の計測による物理的機構の解明、C班の薬剤開発、D班の理論による解明をつなぐために研究会の企画や国際ワークショップの企画、広報活動やデータのやり取りの整備など研究に必要な活動を実施した。円滑な研究活動を継続するために、情報交換、領域会議の場を設定する。加えて学会やアウトリーチ活動を昨年に引き続いて行った。最終的にこれまで得られてきた成果の取りまとめや今後の方向性を議論する場を設けた。
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今後の研究の推進方策 |
これまでの活動により、最終的なin vivoでの実験の準備が整ってきた。最終年度は海外からの関連する研究者は専門家を招聘し、得られてきた成果にたいして議論を行う。特にガンマ線の量子もつれに関する議論や核スピンを利用した診断治療学の可能性についてオープンに議論する場を設ける。またより詳細な実験、理論的研究を進めるために、各班の間を埋めるような研究者に声をかけ、本研究領域を拡大した大きな研究コミュニティを形成する。
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