研究領域 | シンクロ型LPSO構造の材料科学 ―次世代軽量構造材料への革新的展開― |
研究課題/領域番号 |
23109001
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
河村 能人 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 教授 (30250814)
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研究分担者 |
萩原 幸司 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10346182)
乾 晴行 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30213135)
相澤 一也 独立行政法人日本原子力研究開発機構, J-PARCセンター, 研究主幹 (40354766)
奥田 浩司 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50214060)
古原 忠 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (50221560)
中谷 彰宏 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50252606)
木村 滋 公益財団法人高輝度光科学研究センター, その他部局等, 主席研究員 (50360821)
君塚 肇 大阪大学, 基礎工学研究科, 准教授 (60467511)
東田 賢二 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70156561)
中島 英治 九州大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (80180280)
大橋 鉄也 北見工業大学, 工学部, 教授 (80312445)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 環境材料 / 構造・機能材料 / 機械材料・材料力学 / 格子欠陥 / マグネシウム / 長周期積層構造 |
研究実績の概要 |
本計画研究は、各計画研究が緊密に連携して十分な研究成果が出せるように、総括班として領域の組織的かつ効率的な運営と研究支援活動を行い、シンクロ型LPSO構造の学理構築という本領域の目的達成に資することを目的としている。平成26年度の主な実績は下記のとおりである。 【領域企画・運営部会/図書出版・知財部会/事務局】5月に新たに公募班として加わったメンバーを含めて全体会議を開催した。10月に総括班会議、全体会議、班会議、連携会議、研究企画委員会および研究評価・研究推進委員会を開催した。3月に総括班会議、全体会議、班会議、連携会議、研究企画委員会および研究評価・研究推進委員会を開催した。Materials Transactions の特集号を企画した。3月の成果報告会で発明相談を実施した。総括班の連絡・調整等の事務を行うとともに、各計画研究間との連絡・調整を行った。平成26年度成果報告書をとりまとめて発行した。 【研究支援活動部会/若手人材育成】大阪大学と熊本大学の共通試料作製装置を用いて、共通試料の作製と配布を継続した。SPring-8とJ-PARCに導入した変形ステージを用いた共同研究を継続した。研究成果データベースの構築・運用を継続した。若手研究会を2回開催した。若手国内武者修行および若手海外武者修行として若手研究者を他機関に派遣した。 【領域内交流推進部会/広報・交流推進部会】班研究会と連携研究会を随時開催した.5月に九大超高圧電子顕微鏡施設の見学会を行った。10月に国際会議LPSO2014を開催した.ニュースレターを発行した.ホームページの作成・運営を継続した.異分野学術交流として7月に応用物理セミナーを実施し、さらに秋季にも学会等における交流研究会を開催した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
平成26年度の主な成果は下記のとおりであり、当初の計画通りに領域内の研究支援が滞りなく行えたことに加えて、国際学術誌の特集号企画、ニュースレターの発行、さらに異分野学術交流シンポジウムの開催を通じて本領域で得られた成果が幅広く発信されたことから、当初計画以上の進展があったものと判断される。 ①5月に新たに公募班として加わったメンバーを含めて全体会議を開催した。②総括班会議、全体会議、班会議、連携会議、研究企画委員会および研究評価・研究推進委員会をそれぞれ2回以上開催した。③Materials Transactions の特集号を企画した。④大阪大学と熊本大学の共通試料作製装置を用いた共通試料の作製と配布、およびSPring-8とJ-PARCに導入した変形ステージを用いた共同研究を行った。⑤研究成果データベースの構築・運用およびホームページの作成・運営を継続した。⑥若手研究会および若手交流推進WGを開催すると共に、若手国内武者修行および若手海外武者修行として若手研究者を他機関に派遣した。⑦班研究会、連携研究会および九大超高圧電子顕微鏡施設の見学会を行った。⑧国際会議「The 2nd international conference on Long-Period Stacking Ordered Structure and Its Related Materials (LPSO2014)」、応用物理セミナーおよび学会等における交流研究会を開催した。⑨平成26年度成果報告書をとりまとめて発行した。
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今後の研究の推進方策 |
【領域企画・運営部会/図書出版・知財部会/事務局】公募班を含む領域メンバー全員参加による中間報告会を9月に,成果報告会を3月に開催する.また,9月に総括班会議,全体会議,班会議,連携会議,研究企画委員会および研究評価・研究推進委員会を開催する.3月に総括班会議,全体会議,班会議,連携会議,研究企画委員会および研究評価・研究推進委員会を開催する.Materials Transactions誌のLPSO構造特集号を発行する.Materials Science and Engineering Report誌へレビュー記事を執筆・投稿する.合宿研究会および成果報告会において弁理士による知財の掘り起こしを実施する.総括班の連絡・調整等の事務を行うとともに,各計画研究間との連絡・調整を行う.平成27年度成果報告書をとりまとめて発行する. 【研究支援活動部会/若手人材育成部会】前年度に引き続き,大阪大学と熊本大学の共通試料作成装置を用いて,共通試料の作成と配布を継続する.また,前年度に引き続き,SPring-8とJ-PARCに導入した変形ステージを用いた共同研究を継続する.九州大学の超顕微解析研究センターの利用も随時受け付ける.研究データベースの構築・運用も継続する.昨年度までと同様に若手研究会および若手交流推進WGを開催する.若手国内武者修行および若手海外武者修行として若手研究者を他機関に派遣する. 【領域内交流推進部会/広報・交流推進部会】班研究会と連携研究会を随時開催する.ニュースレターの発行とホームページの作成・運営を継続する.6月にロシアでマグネシウム合金に関する日露ワークショップを開催する.10月に韓国で開催されるマグネシウムに関する国際会議Mg2015でLPSO型Mg合金のセッションを開催する.
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