研究領域 | 上皮管腔組織の形成・維持と破綻における極性シグナル制御の分子基盤の確立 |
研究課題/領域番号 |
23112001
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
菊池 章 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (10204827)
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キーワード | 上皮管腔組織形成 / 総括班 / ホームページ / 計画研究 / ニュースレター |
研究概要 |
新学術領域「上皮管腔組織形成」の総括班では、本年度領域活動の広報活動として、まずホームページを和文と英文で作成した。平成23年9月の開設以来アクセス数は平成24年3月現在3000回を超えている。また、領域の目的と計画研究の詳細を記載したニュースレターNo.1を発行した。領域内の交流をすすめるために、計3回の会議を開催した。平成23年9月9日、千里ライフサイエンスセンターにおいて総括班員による第1回領域会議を開催し、平成23年度の領域運営及び研究支援について活発な意見交換を行った。また、計画研究代表者7名による発表(研究経過と今後の研究計画)と質疑応答が行われ、情報交換や共同研究についての議論が行われた。平成24年2月18日~19日、川崎グランドホテルにおいて第2回領域会議を開催した。本領域の若手研究者を中心に立案され、約60名が参加し、若手研究者による発表(口頭発表17題;ポスター発表13題)と活発な質疑応答が行われた。ラウンド・テーブル・ディスカッションでは、若手研究者とシニア研究者の間で密接な交流が行われた。さらに、総括班員による会議では、平成23年度の領域運営報告・総括と平成24年度の領域運営に向けての意見交換が行われた。平成24年2月22日~24日、島根大学医学部において「Exo-utero法による胚操作法」について第1回技術講習会を開催した。胚操作法についての判りやすい講義に続き、参加者全員が実習を行い、Exo-utero法などの基本手技を習得するとともに、胚操作法を用いた今後の領域内での共同研究について活発に意見交換が行われた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度計画した代表者会議、若手研究者の発表会、技術講習会を全て開催し、ホームページの開設とニュースレターの発行を行った。総括班の活動として、順調に進展したと判断した。
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今後の研究の推進方策 |
来年度は公募研究班が加わるので、公募班と計画班の交流を行うための発表会を予定している。また、再来年度に行う国際学会の準備を進める。さらに、幹細胞の調整等に関わる技術講習会を開催する予定であり、実験技術を領域内で共有できるように、紙媒体とメディアを用いて行いたい。
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