研究領域 | 上皮管腔組織の形成・維持と破綻における極性シグナル制御の分子基盤の確立 |
研究課題/領域番号 |
23112001
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
菊池 章 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10204827)
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研究期間 (年度) |
2011-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 上皮管腔組織形成 / 総括班 / ホームページ / 計画研究 / ニュースレター |
研究実績の概要 |
本年度の領域の広報活動として、これまでの計画研究班の活動に関する実績をホームページ上でリニューアルした。また、平成24年5月から本領域には25の公募研究班が加わったので、その研究概要をホームページにアップロードした。公募研究班の研究計画を紹介したニュースレターNo.2を発行した。 領域内の交流をすすめるために、2回の会議を開催した。平成24年6月9-10日には東北大学片平キャンパスにおいて総括班員と公募班員による第3回領域会議を開催し、公募班員の研究計画の発表を行い、研究内容に関する活発な意見交換を行った。また、評価委員の本田久夫教授による特別講演も行った。さらに、総括班会議では、平成24年度の領域運営の方針が確認された。平成25年1月31日には千里ライフサイエンスセンターにおいて「平成24年度若手研究者共同研究支援」に採択された2名の公募班員による研究進捗報告会および第4回代表者会議を開催した。研究進捗報告会では、採択課題について共同研究の進捗状況や今後の共同研究計画が提示され、総括班員から様々な観点からの質問やコメントが寄せられた。同日の代表者会議では、平成24年度の領域会議や技術講習会などの報告に加え、平成25年度の国際シンポジウムや今後の領域運営、特に若手研究者育成についての活発な意見交換を行った。 平成24年10月10日には理化学研究所発生・再生科学総合研究センターにおいて「細胞分離技術」に関する第2回技術講習会を開催した。フローサイトメーターの原理の解説から、実際に上皮組織の幹細胞を解析している講師による研究紹介、フローサイトメーターを用いた実技講習へと続き、細胞分離に関する基本技術の習得を行った。また、研究者が直面する問題点やそれらの解決策について参加者と講師との間で活発な議論が交わされると共に、領域内での共同研究についても意見交換が行われた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度計画した領域会議と代表者会議、公募研究者の発表会、技術講習会を全て開催し、ホームページのリニューアルとニュースレターの発行を行った。さらに、「平成24年度若手研究者共同研究支援」のために公募代表研究者間での共同研究の公募を行い、2課題を採択し、それぞれに100万円の研究費を配分し、年度末に進捗説明会を開催した。総括班の活動として、順調に進展したと判断した。
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今後の研究の推進方策 |
平成25年度は第1回国際会議を札幌で行う予定であり、その開催に向けて準備を進める。国際会議では、計画研究代表者と公募研究代表者の全員が発表を行い、7名の外国人招待研究者と上皮管腔組織形成に関する有意義な情報交換を行う予定である。さらに、一昨年度、昨年度に開催した技術講習会をイメージングに関する内容で行う予定である。各研究室が行っている高い実験技術を領域内で共有できるように、紙媒体とメディアを用いて行いたい。また、中間評価の年でもあるので、これまでの成果が理解されるように報告書を作成して、評価会に臨みたい。
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