総括班
本年度の総括班活動として、2回の領域・総括班会議を開催した。平成27年8月22-23日に北海道大学キャンパスにおいて、第2回国際シンポジウムを開催した。海外招待講演者7名、計画研究代表者7名、公募研究代表者5名が口頭発表を行い、また若手分担研究者と公募研究代表者全員がポスター発表を行った。本領域の国際的な位置づけと今後の領域の方針を確認する有意義な討論ができた。ポスターセッションでは特に若手研究者間での活発で熱心な議論、意見交換が行なわれ、共同研究の計画に進展した。本シンポジウムは、北海道大学大学大学院共通科目「生化学特別講義」の指定講義にもなり、各学部から大学院生が総勢約70名参加した。大学院生にとっても、最先端の研究者と研究内容に直接接する機会を提供できたことは、領域の活動として大変有意義であった。また、国際シンポジウム期間中に総括班員による会議では、平成27年度の領域運営の方針が確認され、平成28年度以降の新学術領域申請のための議論がなされた。平成28年2月22日に開催された総括班会議では、平成27年度の本領域の活動・運営についてならびに第2回国際シンポジウム等について報告や意見交換を行うとともに、平成23年にスタートした本領域のこれまでの成果について議論した。本領域の研究活動は平成28年3月末をもって一旦終了となるが、本領域で目指した「管腔生物学」は生物学・医学における最重要課題の1つであることを確認した。また、本領域を通して培ってきた研究者同士の交流・連携、特に次世代を担う若手研究者のネットワークを今後ともより一層発展させたいという結論に達することができた。平成28年3月末に27年度の活動をまとめたニュースレターを全国の関係研究者に送付した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 1件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 2件、 招待講演 6件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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